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ツインタワーズがおくる、槇原敬之(ほぼ)全曲レビュー ライトあるみのブログ

12. 猫がふんじゃった

前回、文章が長くなってしまい……反省。
読んでいただくのも、読んでいる方の人生の時間を分けて頂いているのです。
本当にいつもありがとうございます。

という事で、今回は。
ぎゅぎゅっと濃縮でお送りいたします(予定)

 でもね、私思ったんです。

私のガイド、秘境のツアーだわ

定番のアメリカとかフランスとか、メジャーな旅行先ではなく、ジャングルとか、南極とか、ちょっと変わった場所に行きたい方向けのガイドになっております。

「そこー???」というニッチな所を攻めていこうと思いますので、皆様今後ともごひいきに(^^)

 

さて。

「猫を飼っていたから、この曲はあるみちゃんが書いて」
と相方ももたさんに言われたわけですが、猫の事は書きません(笑)
いや、ちょこっとだけ書くと。

彼女さんの頬を踏んづけて猫がやってきたというのは、猫のご主人は彼の方です、きっと。
もしかしたら猫は彼女のことは自分より地位が下と思っているかもしれません(笑)

 

猫は何をしても可愛い。
いや、ワンも何しても可愛いんですが。
居るだけで癒される、愛しかない存在。
…マッキーの所のドラミちゃんは元気かな。またキュートなお顔を見たいです。

 

で、本題。
ちょっと斜めから物事を見るワタクシ。
人が気にならない所に目が行く。

歌詞に出てきた「とてもいい映画」ってどんな映画なんだろう?
そこ?(笑)って思う方もいるでしょう(笑)

この曲のメロディ、ジャズ調で、マッキーの楽曲の中でも珍しいんですよね。
イントロからドラマチックで、イメージではビロードの赤い緞帳がある古い映画館。そこで上映されてる古き良き時代のモノクロ映画の雰囲気。

そこから、「とてもいい映画」のモデルはあるのかなぁと疑問が出てきました。
(もしも知ってる方が居たら教えてください!)

 

で、ネットで検索かけてみることに。ネット万歳。
「古い映画 アメリカ 幸福な」とかで。

出てきたのはこれ。
そして、内容も「SELF PORTRAIT」にぴったりです。

 

素晴らしき哉、人生!
(すばらしきかな、じんせい!、原題:It's a Wonderful Life)は、1946年のアメリカ映画。監督はフランク・キャプラ
内容はこちらを。

ポイントはですね『天使』が出てくる事と、歌詞で主人公が猫につぶやいた「今日はついてなかった」
そして『人の幸福のありかはどこ?』です。

この映画が歌詞の中の「とてもいい映画」と断言はできませんが、理由を追記。
アメリカのクリスマス時期、この映画は毎年のように放映されるそうです。定番なんですね。
日本でもクリスマス時期にお約束のように流れるCMソングがありますよね。あんな感覚?
1993~1994年頃、マッキーは何度もニューヨークでレコーディングをしており、現地で見たんじゃないかなぁ、と推測してます。

 

今回検索するまでこの映画を全く知らなった私ですが(タイトル位は聞いたことがありました)ダイジェスト版を見て「これは完全に“いい映画”や」
第六感がささやきます。…これちゃうん?と。
コナン君みたいな推理力はないけれど、状況証拠が揃い過ぎてるぜ!

 

という事で、締めます。
アルバムの最後に、体の緊張ほぐす、心地良い脱力感を連れてきてくれる曲。
マッキーの歌声もめちゃくちゃ優しいんで、うっとり浸れます。
君も僕も猫もねむる。
一日の終わりとアルバムの終わりがリンクして、「SELF PORTRAIT」も終了。

「とてもいいアルバム」でした…(感嘆のため息)

 

 


おまけ

3.音楽になりやすいのは、猫。 - 猫が来ちゃった。槇原敬之さんインタビュー - ほぼ日刊イトイ新聞
ドラミちゃんもマッキーも可愛いな。