TwinTowerTours (a)

ツインタワーズがおくる、槇原敬之(ほぼ)全曲レビュー ライトあるみのブログ

01. Taking The Central Course

皆さま、知ってらっしゃいましたでしょうか?

前アルバムより、TwinTowersは交互に記事を書いていた事を。

今までは選んでだったんですが、「悲しみ~」より入れ替わりで書く事に。…こだわり(好きな曲)が出てきたら、また以前に戻ります(笑)きっとラバピー辺りになるかと。ラバピー大好きなんで。

 

さて、「Personal Soundtracks」が本日から始まります。

Amazonの書評から。

「人生という映画の一場面を彩るBGMに」との想いが込められた本作。

槇原本人が「日常にある部分を切り取って歌を作るのが僕の得意技。そんな毎日をひたむきに生きている人の悲しみや苦しみに向き合う姿を応援する“薬箱”のような作品」と言う通り、時には痛めた心に優しく寄り添い、時には強く背中を後押ししてくれる表情豊かな1枚に!
また、彼の原点となる「語感に合わせたメロディ作り」に回帰して完成した曲たちは、ポップアーティストとしての本領を発揮。
スッと心に響く、まさにリスナーにとっての“人生のサントラ”にふさわしい作品が完成しました!

 ですって。

 

その一曲目が「Taking The Central Course」

非常に言いにくいことなのですが、ちょっと苦手な曲かもしれません。

じゃあ何でレビュー書いてるの?と言えば、前述した通り(あれが伏線だったんですね)交代ばんこなもので。

しかししかしだがしかし。

書くと決めたからには書かねば。

そして、このブログで唯一の決め事が『イヤイヤ書かない』

書かせて貰っているのです、私は。槇原敬之の曲を。

 

という観点で、この後綴っていきますよ。

 

メロディも歌声も、めっちゃ好きな感じなんです、この曲。

「ひたむき」という言葉が似あう。始まりに使われてる楽器は少なくて(ピアノだけかな?)派手ではないけれど、心の底からの情熱を感じる。

創作において、情熱は大事です。情熱はないけど上手い小説と、下手だけど情熱にあふれてる小説では、絶対に後者を読みたい。

作品との対峙は真剣勝負(私の場合ですが)

リラックス目的もありますが、基本的に真剣に探究したい。

そういう意味では好きな曲になりそうなんですけど、歌詞が…好みではありませんでした。自問自答してみた結果、ポイントは『僕ら』なのかなって。

 

この曲を私は『宣言』だと受け取りました。

宣言を曲に…という発想は良いとして、あくまで私の好みですが、宣言は『一人』で行って欲しい。

これが例えば嵐とかのグループが『僕ら』を使って宣言するならありなんですよ。元々グループとして彼らを認識しているので。

でも、マッキーは一人のアーティスト。

本当に好みだと思います、すいません。

この曲の主人公もマッキー自身じゃなくて架空の人物の設定…だと思うので、曲の背景に反応しちゃうこちらが悪いと思うんです。

でもね、どうしても、うーん。今だからこそ、うーん、なのかもしれませんね。あの事件の事があるからね。

 

正しいことをしようとしてるか
いつも確かめ合っていよう
僕らが信じようと決めたこと
物差し代わりに心に当てながら 

 

どこかで書きましたが、マッキーは自分が書いた曲を大事にしてほしい。

ただそれだけです。

大事の仕方は人それぞれですが、本当に常に忘れないで欲しい。自分の中から出てきた言葉たちを。

 

レビューちゃうやんけ、という声が聞こえてきそうですが、この曲はこれが精いっぱい。無能な私をお許しください。

人間は一人であるからこそ支えあえる

そう信じている私は、一人だからこそ強くなれる

とも思っていて。

互いの名前を呼ぶあの声に
どれだけ救われたか思いだそう
一人で強くなったわけじゃない

 一人で強くなっておくれ。

もう一人が居なくなった時、どうするんだ。

そう突っ込みを入れてしまうんです。。ううう。

 

しゅーん。

書いてて悲しくなってきましたが、読んでる方にも悲しみが伝染しない事を祈ります。

テーマとしてはとても良い曲だと思うので、単位を『二人』にしないでリライトしてくれると嬉しいなと思いつつ、今記事を終わります。