07. WE LOVE YOU.
この時期のマッキーの曲で、一番好きな楽曲です。
メロディも歌詞も好き。
この楽曲の魅力って、どこまでも自由に飛んでいけそうな開放感だと思うんですよね。
小説のような珠玉の過去曲も好きだけど、この曲や「Firefly~僕は生きていく」「ムゲンノカナタヘ ~To infinity and beyond~」とかは、それこそ羽根や翼をもつ何かになったような感覚で、大空に飛び立てる気になる。
歌詞の主人公に感情移入するタイプの曲以外に、音楽でアトラクション的な体験が出来るんだなぁと新たな発見があります。
ライブで聞くとなお良し。
浸りきれます(…ですよね?と不安になったので同意を求めてみた)
「世界ふしぎ発見」のエンディングテーマでした。
何曲かこの番組でエンディングに使われていましたが、何曲も選ばれるということは視聴層のニーズにマッチしていたのかな。最近は見なくなりましたが、好きな番組だったので、嬉しかった想い出。
HMVの商品ページはっつけ。
「大切な誰かをそっと見守りエールを送る」
良いですねぇ。こういうテーマ大好きです。
歌詞を読んで空想しますと、部活動を頑張っている高校生とか、アスリートの姿が思い浮かびます。
今ここにある何一つでも
欠けていたならばきっと
この手の中の幸せは
なかったと思う ありがとう
やっと手にした幸せを
見つめていた顔を上げて
愛おしむように周りを
見回した後君はそう言った
長いけど全部良い歌詞で切れなかった(笑)
こう、陸上競技で一等になった『君』が、喜びと同時に出てきた感謝の気持ちで心を震わせている…そのまま競技場を見まわしている景色が脳裏に浮かんでくるんです。
はい、これはMY設定ですので、あしからず。
主人公は「君」とどういう関係でしょうか?
立ち位置によって、微妙な変化はありますが、どのような関係であったとしても、「君」を応援している人に違いありません。
スポーツだけじゃなくて、人は誰かを応援することで、自分の力にもなるってことありますよね?
あれはいったい何なんだろう。
ググってみよう(ポチポチポチ)
…うーむ、スパッと切れ味鋭く書いてるページが見つからない。。
個人的にこれかなと思うのが、
サポーターはなぜ人生を捧げてまで応援するのか? 心理学の面から分析してみた
タイトルがちょっとあれですね(笑)
ニュース本体ではなく、各著名人がコメントしている内容の方が面白かった。
ただ、リンクしていますが、全面的にこう思ってるわけではありません。あくまでも参考として。
レビューに戻りましょう。
ひたむきに生きるその姿に
心動かされたすべてが
みんな同じだねと僕に
笑いかけている気がした
ひたむき(直向き)って言葉、好きだなぁ(わかる人にはわかりますよね?)
真っ直ぐも良いけど、ひたむきに生きたい。
そして、それを見た誰かが「あー、あるみちゃんも頑張ってるから頑張るか」ってすっごい幸福の連鎖。
この世の幸福がぎゅっと圧縮されている様子ですよね。
(最近の私はあんまり目に見えて頑張ってることないんで、例え話です。念のため)
この歌の良さって、ここだと私は思っています。
幸福の連鎖。
Everyday's gonna be a happy day!
「天国と地獄へのエレベーター」出てきちゃう
最後に。
人生の絶望は、私の場合いつも春にやってきました。
あの時も、あの時も。
フラフラになりながら、駅までの道を歩く。
何度かあった、あの景色に中に、いつも『花』『木々』『緑』があったんです。
春は芽吹きの季節。色とりどりの花に囲まれ(田舎住みの特権です)、いつも救われていました。私に何が起ころうとも、この世界は美しいし、美しいもので私は助けられている。
もしもこの世界のすべてが
言葉をはなせるなら
君の事を大事に思ってると
口を揃えてみんなが言うのだろう
この部分、あの絶望の中に私が感じた想いと同じなんです。
大抵絶望って、人と人の間で起こります(そうじゃない時もありますが)
そういう時に、助けてくれるのは『他の人』でも良いけれど、それが『世界』であるならば、変わらない姿で、絶対に救ってくれます。
そう思うと、私は『世界』を絶対的に信頼しているんだなぁ。
君の事を大事に思っている
君に聞こえない言葉で
We love you.
そして、『世界』はこの世に生きてる総ての人を愛して大事にしてる、と思います。
聞こえない言葉で、いつも見守っていてくれます。
そう思って生きて行きましょう皆様。そしたらちょっと幸せになれます、きっと。