06. Appreciation
この曲はですね…。
私的に、槇原敬之至上、最大にレビューしにくい楽曲です。
聞いてはいませんが、ももたさんも同じなんじゃないかな?と思って、変更相談はしませんでした。
失ったものの大きさが、普段自分たちが感謝できていない心が現れているとしたら、「感謝する」という行動にはすごい力があると思うんです。「当たり前に思わないこと」ということがどれだけ大事なのかを歌いたかったので書きました。
Appreciationとは感謝という意味があるのですが、「真の価値を知ること」という意味もあるんです。
自分たちが当たり前だと思って使っていたものに真の価値を感じた時に、こんなに僕たちの生活を助けてくれていたんだということに気付いて、今まで無視して悪かったと思うことがAppreciationなんだと思ってます。(本人による『Heart to Heart』全曲セルフライナーノーツ by AmazonMusic)
全文引用。削れない言葉たち。
要は今まで電気を作り続けてくれた、原発に対しての歌。
311以降、責められ続ける原発に対しての世論に、ちょっと待ってという疑問を投げかけた楽曲になっています。
70年代のフォークソングにはこういうテーマもあったと思いますが、10年前に作ったマッキーの気概は凄いな。
ただ、…
ただ…
私個人としては、あまり好きな曲ではありません。
ライブの演出もかなり攻めていて、ライブに一緒に行った親友の旦那さん(マッキーファン)とあれはどうなんだ…と話した覚えが。
「 Witch Hazel」では、好き過ぎてこれ以上書きたくない…と茶番(笑)を演じましたが、この曲に関しては、聞かれる方に判断を委ねたいので、ここでレビューを終えたいと思います。
ももやん、ごめん。
この曲に関しては、ルールブレイカー発動 (ルールは破る事も内包されているとの私見…)
ほぼ全曲レビューブログで、レビューをしないというレール破りをお許しください。
Appreciationとは感謝という意味があるのですが、「真の価値を知ること」という意味もあるんです。
このテーマは素晴らしいなと素直に思います。
原発が絡んでるのが、私的にアウトなんだろうな。
気になられた方、是非ググって調べてみてください。どう思われるかはわかりませんが、一聴の価値は十二分にある楽曲だと思います。
何かを知って自分の意見が出るって事も、芸術としての音楽鑑賞の意義の一つだと思っています。