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ツインタワーズがおくる、槇原敬之(ほぼ)全曲レビュー ライトあるみのブログ

03. ゼイタク (Album Ver.)

世間の奥様方が旅行に行ってる間の、旦那さんの気持ちを歌ってみました(笑)

Dawn Over the Clover Field セルフライナーノーツ より)

 可愛らしい事をマッキーがセルフライナーノーツで語っています。

 

タイトルがちょっとアレで、どんな曲か想像がつかないのが少しだけもったいないって思ってしまうのは、私の偏見でしょうか?

…いや、本音です。。

めっちゃ良い曲なのに、食指がうごかないのは、タイトルのせい。少なくとも私は。

もしもラジオからこの曲が流れてきたとしましょう。

メロディラインを聞くだけで、『槇原敬之』!とわかる位、オリジナリティ(マッキーの黄金律とも言える)溢れる素敵曲。

弦のアレンジをTomi Yoさんがされているのですが、雰囲気に90年代のマッキー楽曲を感じるんですよね。往年のマッキーファン大好きだろうなって想像できる。

久しぶりに聞いたマッキー、ええやん…!と思った人が検索しようと曲名を調べてみると、「ゼイタク」

ふむ。。

どうしようもない僕に天使が降りてきた」とか「猫がふんじゃった」とか、そこまでのインパクトは求めないんです。でも、もう少しだけ、もうちょっとだけ、何とか…。

…そう書いていたら、もう一人の自分が冷静な突っ込みを。

『じゃあ君やったらなんてつけるの?』(こてこての関西弁を喋るもう一人の私)

ですよね~。。

うーん、そうだなぁ。

『You're not here.』

『You by my side 』

…英語に逃げたくなる病(日本人なんだから日本語を…っていう風な事をどこかでマッキー書いてた気がするなぁ。。うろ覚えですいません)

インパクトで言えば、『ゼイタク』に軍配が上がります。

生意気な事言ってごめんよ、マッキー…。タイトルつけるの難しいアル…。

 

ちなみに『贅沢』を辞書で調べてみると…

必要な程度をこえて、物事に金銭や物などを使うこと。金銭や物などを惜しまないこと。また、そのさま。「贅沢を尽くす」「贅沢な暮らし」「布地を贅沢に使った服」「たまには贅沢したい」

限度や、ふさわしい程度をこえること。また、そのさま。「贅沢を言えばきりがない」「贅沢な望み」 (goo国語辞書より)

 この曲の場合、2ですね。

でも、やはりちょっと『贅沢』の定義からずれてる気がする。

だからこそ、カタカナで「ゼイタク」にしたんでしょうね。

 

元々は「四葉のクローバー」のカップリング曲でした。

アルバムバージョンはオリジナルと曲の構成が少しだけ変わっています。

最後、いったん曲が終わると思いきや、また曲が蘇ってくるという…。

音楽用語を探しましたが、検索しきれず、無念…。

 

一人で過ごす贅沢も結局
こんな風に飽きてしまうのさ

ここから目を凝らしても
出逢ったあの日は小さく霞んで
見えないほど長い間
僕は君と生きてきた

 共に過ごした時間が長いほど、1人の時の開放感に憧れますが、二日もたたずに飽きちゃう主人公が可愛いです。元々寂しがり屋なんでしょうね。

 

君の側にいることはそう
飽きることの無い贅沢

 謙虚でいたいと思いながら、中々謙虚になれない。

それが人間なんですが、こうやってたまに相手の不在でわかる事もある。

こんな風に思いたいし、思えたらいいな…と思いつつ、

そこまで思える相手って中々居ないんじゃなかろうか…と思ってしまう穿ったモードのワタクシでした。