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ツインタワーズがおくる、槇原敬之(ほぼ)全曲レビュー ライトあるみのブログ

09. 記憶(Album Ver.)

水曜日のももたさんの「2 Crows On The Rooftop」読んで、そうか!このレビューブログもあと少しでゴールだったのね!と改めて実感しました。彼女も書いていますが、「宜候」のおかげでもう何曲かレビューを書く時間が伸びました。

感慨深い…と思いつつ、でもあと一か月弱は続くのを思うと、嬉しいような、ジャンプで連載持っている漫画家さんのような気持ち(笑)になります。いやいや、書くの楽しいんですよ?もっと書きたい!けど、一旦休みたい(ごにょごにょ・笑)みたいな気持ちもあります。こんな事を書くと、優しい相方さんは休息を提案してくれると思いますが、大丈夫、頑張ります。

 

前書きが長い(笑)

本題へ。

 

今回はシングルでも発売された、「記憶」

ニベアハンドクリームのCM曲になりました。吉瀬美智子さん、綺麗でしたよね。

槇原敬之2年2カ月ぶりシングル「記憶」NIVEA新CMソングを3バージョン - 音楽ナタリー

動画のリンクはありません。残念。

 

光のフレアが眩しくて

よく見えない誰かの顔

何とな~くわかるんですよ、光景が。

でも言葉を調べてハッキリさせてみましょう(笑)

フレア(ハレーション)とは太陽光などの極めて強い光源にレンズを向けた時に生じる現象です。(フレアとは 写真のフレアの意味 デジタル一眼レフカメラ用語)

ふむふむ。

上はカメラ用語なんですけど、光景としては後ろに太陽があって、子供が誰かを見上げている…のかな?

眩しくて見えないってそういう位置関係な気がします。

子供の頃って、母親の匂い好きでしたよね。

うちはがっつり働いていて毎日化粧をしていたので、お化粧の匂いだったと思います。

歌詞の中では、”誰か”はハンドクリームの清潔な匂いがしています。

『母親』って単語は出てこないんですけど、イメージ的にはお母さんのイメージ。

単語を出さない事によって、登場人物に幅を持たせるのも、うまいなぁと感じます。

これぞ!って歌詞が、

言葉を超えた想いの記憶

言葉に置き換えれるならこんな事を言わなかったと思います。

言葉は思いを伝える『ツール』ではあるけれど、完璧なものではない。

言葉と同じかそれ以上の記憶って、あんまりないと思いますが、想いが言葉を超えるのは経験済み。

言葉を愛していても、いつまでも難しい。

想いだけの方が強烈に残ったりしますね。

大丈夫だよと

微笑んであげたいとき

思い出せる特別な場面がある

大丈夫。

不安になった時に、言って貰えると安心できる言葉。

でもやっぱり、言葉じゃ伝わらないもの。

行動とか、表情とか。

 

CM曲という事で曲の方も非常にキャッチーで、耳に残ります。

かなり好きなシングル曲。

 

最後に、ここ秀逸だなって歌詞を。

全て嘘だと言わないで

冷たい冬を超えてこそ

強く美しい自分になれる

そうただ信じてほしい

『ただ』信じる。

信じるだけより純度が増しますね。

より難しい気もしますが、だからこそ格好良い。

ではこの辺で本記事はおしまい。