TwinTowerTours (a)

ツインタワーズがおくる、槇原敬之(ほぼ)全曲レビュー ライトあるみのブログ

10. Design & Reason

*10/26追記 更新予告

次回は来週月曜日、ももたさんの順番からになります。

NEWアルバムを聞く時間が欲しいので、こうなりました(^^;

連絡が遅くなってすいません、よろしくお願いします。

 

ついに「Design & Reason」の最後の曲。「Design & Reason」です。

ももたさんも引用してましたが、

槇原敬之「Design & Reason」インタビュー|50歳を目前に放つ言葉の魔法 (2/3) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

良記事なのでよろしかったら是非。

ここに、アルバムタイトルにもなった「Design & Reason」の意味が書かれていたので引用します。

「Design & Reason」というタイトルには、「物事の形にはすべて理由がある」ということに加えてもう1つ「神様と一緒に企てたこととその理由」っていう意味も込めてるんです。そう考えたほうが自分を追い込まなくて済むんじゃないかなって。想定内だと思えば「絶対に越えられる」って勇気が湧いてくるというか。

アルバムの曲、全てに通じる根源の考えがこれだったんですね。

本当かどうかわからないけれど、そう思う事で生きやすくなるなら、それで良いと私は思っております。

マッキーをもうかれこれ30年近く好きで、ずっと追いかけてきたのって、根本にこういう信念とか思いとかがあるからかなって思っています。

聖人君子的なマッキーだけじゃないのは百も承知。

それでも、直向きに真摯に音楽に向き合って、曲を作る事にプライドを持っているのが感じられるから、それを余すことなく受け取りたいし、それを応援していきたい。

 

君の気持ちがわかると

君に言えたなら

これまでの自分の

歴史を誇れるだろう

優しい言葉で、この曲は始まります。

 

私事ですが、結構ハードモードな人生を歩んできました。

ネガティブな面の方が多いけど、ポジティブな面もあったと思います。窮地に陥った際には何らかの救いがあって、何とかここまでやってきました(そうじゃなければ死んでた可能性も)そう思うと、マッキーが言ってるように『自分で生まれる前にこのような人生にすると神様と相談してきた』ってのも何となく信じられるんですよね。ま、そういう風に信じた方が生きやすいんだと思います、私は(最初の方にも書きましたが)

ハードモードな人生、苦しい時はめっちゃ苦しいですけど、一つ良い事があって、苦しくない時に感謝が出来る(笑)

あの経験を思い出したら、何もない今、なんて幸せ!って思うわけです。

感情がふり幅で、物差しみたいと思ってください。

起点は「0」

良い事ばかりの人生だと、0から+10cmまでの間に色んな体験がある。この場合、一番何もない状態である「0」が、一番最悪になってしまうんです。

ずっと良い事が続けば良いけど、「0」である方が人生には多くないですか?

だとすると、健康でお金の心配をさほどすることもなく、平凡な日々が続く事には何の意味も無く、逆につまらない、最悪~って気分になるかもしれません。

逆に。

0からマイナス10cmまでの間に色んな体験がある場合。

上に書いた事の反対の現象がおきますよね?

つまり、「0」が最高で、そんな平凡な日々に幸せを感じられる。

そしてですね、マイナスの方が多い人生には、たまにミラクルが起きるんですよ!

マイナス10cmを体験した後、プラス10cmを体験する、と想像してみてください。

マイナスが多ければ多いほど、プラスとのふり幅で、誰も感じたことが無いような幸せを感じる事が出来るんです!!

もーのーすごーく、幸せ!!!って爆発するような幸せを感じる瞬間があるんですよ。

(笑)

めっちゃ力説しましたが、神様ってうまい事人間作ったなった思います。

だから、辛くても苦しくても、いつか来るミラクルを信じて、生きて行けばいいんじゃないかなって。

そう思うようになってから、結構楽に生きれるようになりました。

いや、苦しい時は本当に苦しいですよ?

でも、マイナスな出来事も、ネガティブな出来事も、その経験によって、色んな物を受け取れる。

 

君の気持ちがわかると

君に言えたなら

これまでの自分の

歴史を誇れるだろう

この歌詞、最後の〆にも出てきます。

人は自分の人生を生きて居るけれど、人の為、いえ、「きみのために」色んな経験を積んできたよ。

そう言える瞬間は、人生の中でも最高の一瞬かもしれませんね。

 

今、ふっと脳内再生されたのが、「Home Sweet Home」

人であふれる場所で

人は生まれてくる

誰もが誰かのために

居心地の良い場所になれる

根っこの部分で繋がっているというか。

槇原敬之はずっとずーーっと、人と人、それを描いているような気がします。

それはこの世と同じなのかと。

 

最後に。

本当だったら、この曲で『TwinTowerTours』も一旦終了だったんです。

が、NEWアルバムのおかげで、もう少し続きます。

書ける喜び。書かせて貰っているんです、ありがとうマッキー。

感謝を忘れず、このまま「宜候」

ゴールまで、真っ直ぐ進んでいきますよ~!

よろしくお願いいたします!(^^)