TwinTowerTours (a)

ツインタワーズがおくる、槇原敬之(ほぼ)全曲レビュー ライトあるみのブログ

02. ハロー!トウキョウ

少しだけお休み頂きましたが、帰ってきた我らがマッキーのNEWアルバム!「宜候」

私の担当は2曲目から!

「ハロー!トウキョウ」でございます。

ももたさんが「01. introduction ~東京の蕾~ - TwinTowerTours (m)」で書いてくれましたが、発売前の妄想レビュー

今思うとかなりぶっ飛んだ事やってるなぁ、マッキー嫌じゃなかったかな?(読んでないと思いますが…)って気持ちになりました(笑)いや、内容はいたって真面目で、愛ゆえの暴走なんですけどね。企画好きな二人が考える事…なんですよ、ゆるしてねマッキー(読んでないと思いますが←二回目)

 

introduction ~東京の蕾~」から間髪入れずにこの曲に入っていて、めっちゃ格好良いです。大好きな流れ。

『冒険の始まり~♪』からの打ち込みサウンドケルトっぽい調べから映画やゲーム音楽のような壮大さを感じる、空を飛ぶ鳥のような視点(あくまで個人的な感じ方です。ももたさんとの違いも面白いなって)

で、「ハロー!トウキョウ」のイントロですよ。

ここはマッキーらしさを十二分に感じます。

だって、コンサート会場でこの曲が鳴った瞬間、席を立って手拍子する自分の姿が想像できるんですよね(笑)そこにいるような。

骨の髄から槇原敬之サウンドに浸っている身としては、初見ならぬ初聴でも全然ノレる。何度も書いてきたことですが。

そういう心地良さがありますね、このイントロには。

 

マッキーの名曲に「三人」というのがあります。これより前の、本当にマッキーが東京に出てきた直後の心境を歌った曲のようですね。

 

何も持ってこなかった

好きなレコードも

学生時代の思い出も

消し去りたい過去も

心機一転の時には、マッキーは全てを置いていく人なのかもしれませんね。

ちょうど、今の状況が上京した時の心境と似てたのかなぁ。

「宜候」を聞いた時の印象を、もう一度この曲を聞いて感じました。

全部置いてきたー!置いてきたったで~~~~~!!(大阪弁

潔さというか、何というか。一種の寂しさにも似た。

 

終電車を逃して、歩いて帰る道。

一度やってみたくて、歩いて帰ったことあったなぁ。

女子がやるもんじゃないですが(笑)やっぱり一度は歩きたかったんです。これって若さの特権だと思うんですよね。歳を取ると、ハードルが上がってしまいます。怖い物が増えるからかな。

もう2時間歩いているけど

私は3時間近く歩いた気がします(笑)

周囲に変な人は居ないか、車から怖い男の人が降りてこないか、びくびくしながら歩いていたので(今となっちゃ、絶対出来ません)時間が余計にかかりました。

でもね、歌の主人公、マッキーですよね、と同じく、とても気持ち良い孤独を感じました。歩くって道具を一切使わないからこそ、達成感が増すと思います。

私の好きなアーティスト(マッキーではなく)が、歩いて国中を旅したいと語ったのを見て、素敵な事を言う人だなって思ったのを思い出しました。歩くって人としての『基本』な気がします。

 

イヤホンから流れるのは

どれも全部この街で

生まれた歌

くー、格好良い!

シンガーソングライターって職業の格好良さがつまってる歌詞ですよ。

ここが他の芸術家だったら中々こうはいきません。

 

棚に置いたのは

どれも全部この街で

うまれた器(BY陶芸家)

 

壁に飾られたのは

どれも全部この街で

生まれた絵画(BY絵描き)

 

指に光るのは

どれも全部この街で

作られたリング(BY彫金師)

 

TVの中に映るのは

どれも全部この街で

創作したダンス(BYダンサー)

 

…。

……。

………。

 

なんかちが~う!

ってなりません?(笑)

 

ここのミソはですね、

この街を歩きながら、

この街で生まれた曲を聞く

なんですね。

他の芸術って、持ち運びに困るというか、そもそも持ち運ばないものが多い。

 

音楽は寄り添ってくれる。

いつもそれを、非常に愛しています。心から。

 

最後に、動画はっつけ。

「宜候」はYouTubeですぐに聞けちゃうんです。広告は入りますが。

素晴らしい!

アルバム持ってても、つい再生させちゃうのがファン心理。

皆様も是非クリック一回してくださいませ~(事務所の回し者とかではありません)

youtu.be