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ツインタワーズがおくる、槇原敬之(ほぼ)全曲レビュー ライトあるみのブログ

01. 男はつらいっすねぇ

皆さまお久しぶりです。あるみです。

夏休みとして2週間強お休みを頂きました!
やっと子も学校に行ってくれまして、レビュー書きに戻れる…ううう。
コロナ禍の中、遊びに行くのもままならない日々。子供も辛いけど親も辛い(TT)
もしかしたらまた緊急事態宣言等出る事態になれば、レビューお休みさせていただく事も考えられますが、出来る限り最後まで続けたいと思いますのでまったりとお付き合いくださいませ。

 

さて、本題。

ちょっとちょっと、ついに「UNDERWEAR」にたどり着ききましたよ、奥さん!
無人島に1枚だけCD持っていっていいよと言われたら(そんなシチュエーション絶対ないと思いますが・笑)迷わずこちら。
私は「UNDERWEAR」一択です。

 

生涯で一番聞いたアルバムです。
「PHARMACY」でマッキーに完全に堕ちた私、「UNDERWEAR」でマッキーは‘神’になりました。
かといって宗教的な信仰対象ではありません。
好きなアーティスト不動の1位に輝き、それが今もそのままだという事。今後も変わる事は無いと思います。だから神なんです。

 

「UNDERWEAR」は作ったマッキー自身が完璧と言う位、隙がない名盤です。
想い出と相まって、一生忘れられない場面のBGMとして永遠に流れてます。

 

その1曲目が本日の「男はつらいっすねぇ」
珍しくロック調。え、こんなサウンド?とビックリします。
今までのマッキーと違う!
それでもマッキー節炸裂の歌詞とあいまって、さすがと言える彼の世界観を作り出しています。

 

アルバムのタイトルに驚いた我々。
その答えが1曲目であかされているというか。

 

たとえ下着1枚でも揺るぎない男で居たい。

 

マッキー、洋服に並々ならぬ関心を持っていますよね。
昔の雑誌のコメント読んでも、お洋服が好きなんだなぁと納得する言葉がいっぱいです。
ライブでもビームスさんに作って貰ったステージ衣装にエネルギーを貰ってると公言されてますし。

 

そんな彼が服を脱ぎ捨てて、下着姿になった。
飾るものは何もなく、これが「自分」と宣言しているようなメッセージを感じます。
「君三部作」の次は「僕三部作」と言われる事もありますが、この「UNDERWEAR」で「僕」は完結と考えると、すがすがしい程の「自己の開示」
パンツ一丁になって、ぜぇ~んぶ出したった!みたいな。

 

ま、1ファンの推測です。
「UNDERWEAR」のセルフライナーノーツ、あったりするのかな。
マッキーの考えを読みたい気持ちと、読むと自分の予想が裏切られたり(笑)するので、諸刃の剣であります。
好き勝手に想像するのもまた楽しいので。

 

タイトルは「男はつらいよ」からもじってると思うのですが、歌詞とは意外と繋がりがないというか。
歌の中で、マッキーがコーラス入れてますけど、内容的には男女関係無く、『人として』こうありたい。
これもこの後に続く、ライフソングの先駆けのような曲。
ライブではアルバムツアー時の1曲目だったようですが、他では歌ってないのでは?
「UNDERWEAR」自体、ライブ本数が少なすぎて、ある意味プラチナチケットだったんじゃないかと。
…このライブの映像、めっちゃ見たいんすけど…。
SMILEDOGさん、何とかなりませんかね…。

 

「Lovable People」ツアーで、「言わせてください」みたいな曲を集めてアルバムを作りたいって言ってたと思うんですけど(うろ覚え)この「男はつらいっすよねぇ」もそのアルバムに入れていただきたいな、と。
括りとしたら同じじゃないですかね?
ロックではあるけれど、テーマは演歌に通じます(笑)
編曲したら、演歌にできますよ!
バージョン違いリクエストしてみたいな~。

言葉の魔術師なマッキーは音の魔術師でもあるのです。

アレンジャーとしても、槇原敬之を愛しております!!

 

そんなこんなで本日はおしまい。
平日は毎日更新していきますので、今後ともごひいきに!