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ツインタワーズがおくる、槇原敬之(ほぼ)全曲レビュー ライトあるみのブログ

02. Wow

SMAPの楽曲提供依頼を受けて、最初に提出したのはこの曲、という逸話があります。

 2003年2月発売の28thシングル。

でも、キムタクにお子さんが出来た直後で、それを連想させられるから却下されたという…。

真偽のほどはまぁ…ですが、多分きっとそうなんでしょう。天下のジャニーズさんですもの。森君の存在もかなり長い間いなかった人になってましたもんね(アイドル、という職業は大変だなぁと思います)

 

今回ネットの海を揺蕩って(たゆたって)おりましたら、キムタクがラジオでマッキーと「世界に一つだけの花」の話をした回の字起こしをしてくれてる方がいまして(ありがたや)ほほう…と思ったので書いておきますね。

 

マッキーがこの「Wow」をSMAPに書き下ろした意図、それは

・あったかさを表現できるアイドルグループが居ない(2002年時点)

・今それを出来るのはSMAPだ!

・そうしたらもう、ちっちゃい子供からおっきい大人までホントに大好きになっちゃう

だそうで。

でもそんな「Wow」は悲しいかな(必然かもしれませんが)お蔵入りになり、マッキーは時間が無い中、「世界に~」を天啓を受けたように書き上げます。その話はここでは割愛いたしますね。

 

それでは、「Wow」の歌詞に目をむけてみます。

ひと言でいうと、『強い』

何もかもが強い。

誕生、というのは何であれ物凄いエネルギーが必要です。

その場面を描いているので、そりゃ強くて当然、とも思いますが、歌詞の中にここまで主人公の感情が優先の作品って無かったのではないか、と。

まぁ、タイトルの時点で「Wow」感嘆詞ですから。

 

僕の腕に抱かれながら

君は僕を抱きしめてくれるよ

君が生きてゆくために

必要なら命も惜しくない

僕一人だけ感じられるような

幸せなんてもう幸せと呼べない

 強さの原因は言い切る文章が多いから?

そして名言多し。

 

でも、わかる。すごーくわかるんです。

守るべきものが出来た時、人間はそれまでとは別の強さが生まれます。

自分がしっかり守らないと生きていけない存在に、恐怖に近いほどの”責任”を感じます。

ちょお、お前!お前がしっかりせんといかんよ!!と、もう一人の自分に肩をつかまれ、前後にグラングラン揺さぶられる感じ、とでも言いましょうか(笑)

それを受けて、じわじわと決意が広がっていく…。

必要なら命も惜しくない

本当、そうだよね、と。

 

オルゴールで始まるイントロといい、全体的に可愛く作ってるのは、マッキーならではのバランス感覚。

強い気持ちであればあるほど、どういう形にすれば、我々の心に届くかを考えてるなって感じますね。

そしてそして。

苦肉の策ですが…。

 これ、「桃 (2003 飯尾芳史MIX)」なんです。「」の時に張るか迷いましたが、アレンジがマッキーじゃないし…とあえて外しました。

ではなぜ今これを張ったかというとですね、シングルの「Wow」が見つからんかった~~~(がくり)

しかし、チャーリーの可愛いお顔を是非見て欲しい!と思いまして、サードビートのこちらを貼り付けております(笑)ジャケ写のため。。だって「Wow」ってつぶやいてるんですよ?張りたいじゃあないですか!!可愛いは正義!!

マッキーは可愛いを食べて生きてるんですよ?我々も思う存分可愛い物を愛でて生きましょう!!!(…すいません、ちょっと疲れてます・(笑)

そうそう、「Wow」のシングルverを見つけた方がもしもいらしたら、お知らせください。よろしくお願いします!